No9.Commercial Suicide
  ~Grade6:大きな落差と中盤右岸の岩のでっぱり~

ここは、ポーテージ。ラフトは無人で流し、右岸の岩に激突するからオーリングのオールがよく折れる。人は岸を歩く。岩が黒くて焼けているので、裸足では歩けない。岸のところどころに大穴ができていて、そこに、きれいに丸くなった石がたくさん沈んでいる。いろんな模様の石はお土産になる。




《エピソード》
ラフトは下れなくてもカヤックでとなると話は別。ラインを探した。ほとんどのパドラーは下らない。はじめはここを漕ごうとは思わなかった。自分のラインが見えないから。毎日見ているうちに、徐々にみえてきた。ザンベジの漕ぎ方にも慣れてきたからなのかな。とも思った。ある日行ってみよ。と思い、カメラをNickに預けた。
12年くらい漕いで来て、ここ数年は挑戦的な事はあまりしてこなかった。年齢的にも、もうそんな事は、しないでおくべきという年齢に来たのかな。などと考えるようにもなっていた。ここに来ていろんな方に出会いました。その中の一人に、この方がまたイタリアンでMarco.彼はジンバブエに奥様と住んでおられる。ピラニアのアクロバットで時間が許す限り、漕ぎに来ている白ひげのパドラーです。何を話したわけではないけれど、彼がザンベジを楽しみ、とても大切に思っていることがよく伝わってきた。9番を漕ごうと思った時は、迷いはなく楽しめると思ったからです。
カメラを預けてパドルを持って、カヤックにのり漕ぎ出した。エントリーの盛り上がった巻き返し部分、白い生き物の背中にのった時位ぐらいから、まわりがとてもゆっくり見えた。不思議な感覚で漕げた。思ったとおりのラインで、前半を漕ぎ中盤の右岸の岸に向かって傾斜しているウェーブも正面に来ると、あ、ここ抜けてる。と迷わず漕いだ。幸せな一瞬がすぎた。別の日にもう一度漕ぐ。最初に漕いだ日の後は3Daysのキャンプツアーに出かけたりと、しばらくNo9を漕ぐ事はなかった。最終日に、もう一度漕ぐ。「一緒に行こうか」というので友達と連なっていった。何かちがった。最初の時とは水量も違うが、自分の集中力が一番問題だったと思う。漕ぎ終わって納得いかない。担いで上がりもう1回漕いだ。欲がでた。無心で漕いだ最初とは感覚は違ったが、まだこれからも漕いで行きたい気持ちになった。


ザンベジ川はここ!!

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